自由研究も5,6年生の高学年になると、完成度や人とかぶらないものを作りたいという気持ちになったり、求められたりもします。
そんな時、どんなものが人とかぶらなくて面白いのか気になるところですよね?
結論から言うと、人とかぶらないものを考えるときのポイント、「自分の好きなもの」「教科書を見直す」などを押さえ、そこからやりたいテーマを探すのが良いです。
この記事では、簡単なものも、難しいものも、5,6年生の自由研究としておすすめのものをご紹介します。
動画を載せている物もあるので、参考にしてみてください。
人とかぶらない自由研究。5,6年生におすすめの面白いもの。
ここからは人とかぶらない自由研究、5,6年生におすすめで面白いものをご紹介します。
先ほども少し触れましたが、人とかぶらない自由研究をするために、「自分の興味のあること」「教科書を見直す」「その分野のプロに聞く」「先生にコツを聞いてみる」をポイントに進めてみましょう。
・炭酸飲料で骨がとける?か実験
炭酸飲料を飲みすぎると親に「骨が溶けるから」と飲む量を制限された記憶がある人が多いでしょう。
では、本当に炭酸飲料で骨が溶けるのでしょうか?それを確かめる実験ができます。
~準備するもの~
・計り
・容器(溶かしたいものが入る大きさ)
・手羽もとの骨
・炭酸飲料
・果物ジュース
・お酢など
~実験のやり方~
①骨の重さをクッキングスケールで測る(この時容器に重さを記入すると良し)
②容器に骨を入れ、用意した炭酸飲料やお酢、果物ジュースをそれぞれの容器にひたひたに入れてラップをかける。そして1週間ほど経過観察
③1週間の間、中身を毎日入れ替える
④1週間したらそれぞれの容器から骨を出して水で洗い、重さをはかる
結果をまとめたら完成ですが、どんな結果になるのかわくわくしますよね。
私は実際にコーラを飲むと歯(骨)が溶けるのか実験したくて、コーラー入れた容器の中に抜けた歯を入れた実験をしたことがあります。
・お酢を使ってスケルトン卵を作る
こちらを参考にしました↓
お酢を使うことで透ける卵ができちゃいます。
~準備するもの~
・卵
・お酢(やさしいお酢ではうまく作れないので注意)
・容器
・キッチンペーパー、輪ゴム
~実験のやり方~
①卵を水で洗う
②容器に卵を入れ、お酢を卵が隠れるくらいまで入れる
③キッチンペーパーで蓋をする(輪ゴムを使いましょう
④2日ほど放置するとスケルトン卵の完成
スケルトンになった卵の感触を実際に味わってみたいですね。
・昆虫の好物を探さそう
虫好き少年は必ず育ててみたいクワガタやカブトムシの好物を観察するものです。
~準備するもの~
・スイカ
・バナナ
・りんご
・きゅうり
・その他自分が気になった食材
~実験のやり方~
①同じ大きさに切ったえさ(自分で選んだ食材を置き、カブトムシやクワガタがどれを食べるか観察します。
実験結果で、カブトムシやクワガタの好物が分かることで飼育もしやすくなりますね。
ちなみに我が家ではカブトムシやクワガタを飼育していましたが、カブトムシはバナナを良く食べていました!
昆虫ゼリーのフルーツ味でも、食べが良いものと良くないものがあるので、昆虫の個体によっても好みがわかれるようです。
人と被らない自由研究。5,6年生におすすめの簡単なもの!
ここからは人と被らない自由研究、5,6年生におすすめで簡単なものをご紹介します。
・マヨネーズの原料と作り方
身近に販売しているマヨネーズが自分で作ることができると発見できます。
~準備するもの~
・ボール
・泡だて器
・保存容器
・卵黄1個
・サラダ油100cc
・純米酢小2
・レモン汁小1
・塩小1/3
・砂糖少々
※材料は常温に戻しておくこと
~作り方~
①卵黄、お酢、レモン汁、塩をボールに入れて混ぜ、少量ずつ油を入れて好みのかたさにする
②好みのかたさになったら最後に砂糖を入れて味をととのえる
③きれに混ざったら冷蔵庫に入れて冷やして完成
自作のマヨネーズならば苦手な野菜も食べられるようになるかもしれませんね
マヨネーズの作り方は、塩の加減等で塩分が調節できるのも嬉しいポイントですね♪
・身近な案内マークコレクション
身近にある案内マークを集めて、意味を調べ、まとめます。
~準備するもの~
・カメラ
・ノート
~やり方~
①家の中では家電の会社のロゴ等、外では近所を散策してマンホールや案内マークを探して写真をとる
②集めたマークをノートにまとめ、意味を調べたり、同じ意味のものでも違うマークがあれば比較してみたりする
改めて自分の身近にどんなマークがあるのか、このマークがあることで生活しやすくなっているのかを実感できます。
・紙の強さを研究
紙はどのくらい強度があるのかを知ることができます
~準備するもの~
・厚紙
・紙の上に乗せるもの(タオルなど)
~実験のやり方~
①厚紙を円柱や三角柱を作る
②タオルなどを載せ、どこまで耐久出来るか調べる
厚紙でいろんな形を作って実験結果をまとめてみましょう。どんな形状がものを支えられるのかを発見できます。
材料も手間も少ないものを選ぶと自由研究が簡単にできますね。研究系が多いので、それをいかにアレンジするかも研究結果が変わって面白いです。
人とかぶらない自由研究。5,6年生におすすめの難しいもの
ここからは人と被らない自由研究で、5,6年生におすすめの難しいものをご紹介します。
・手作りプラネタリウム
星座表を使ってプラネタリウムを作ってみましょう。
~準備するもの~
・カップめんなどの容器
・黒い画用紙
・画びょう
・夏の星座表
・カッター、テープ
・豆電球や懐中電灯など光のものとになるもの
~作り方~
①容器の大きさに合わせて画用紙を切る
②切った画用紙の上に星座表を置き、画びょうで星の部分に穴をあける
③容器の底に豆電球や懐中電灯を差し込むための穴をあけ、そこに光源を固定する
④容器に②の画用紙を貼り、壁などに向けて画用紙を照らすことで星座が観察できます
いくつかの星座を画用紙上に作り、観察するといいですね。
・日本とは異なる場所の天気を調べる
日本と季節が異なるオーストラリア等の転機を夏休み中観察します。
~やり方~
①日本と異なる季節のオーストラリアの首都の天気と日本の首都の天気を調べ、夏休み中観察します。
②最後に感想をまとめます
毎日の記録が必要なので、根気がいります。
天気以外にも服装や、食べ物、摂れる野菜や果物も一緒に調べてまとめるといいですね。
・発砲入浴剤でロケット
こちらを参考にしました。
発砲入浴剤がエンジンとなるペットボトルロケットです。
~準備するもの~
・発砲入浴剤(粒タイプ)
・フィルムケース
・ペットボトルのふた
・お水
・洗面器
・ロケット部分になる画用紙
~実験のやり方~
①フィルムケースの周りに画用紙でロケット部分になるものをかぶせる
②フィルムケースの中に発砲入浴剤6gを入れ、ペットボトルのキャップ1杯分のお水を入れ、蓋をする
③蓋を下にして洗面器の中に置く
④数秒すると発砲入浴剤の炭酸ガスの力でロケットが飛ぶ
こちらの動画を参考にしてみてください。
動画では、固形の発砲入浴剤を使用してますが、その際は動画のように砕いて使用しましょう。
難しいものは、1日では終わらないものであったり、科学の力を利用しての実験も手が込んでいますよね。
人とかぶらない自由研究。5年生工作を紹介!
ここからは人とかぶらない自由研究、5年生の工作を紹介します。
・浮いている不思議なティッシュ箱
こちらを参考にしました
糸を使って浮いているように見える不思議なティッシュ箱を作ります
~準備するもの~
・大きめのティッシュ箱(未開封の物)
・油性ペン
・ハサミ、セロテープ
・段ボール紙
・A4サイズの紙
・糸(セロハンテープで代用も可)
・定規
~作り方~
①まずティッシュ箱の側面の蓋を開け、動画のように油性ペンで線を引き、下書きする
②下書きの線に沿って切る、ばらばらになった部分はセロテープで留める
③ティッシュ箱を裏側支える土台をA4用紙を使って作る(作り方は動画を参考に)
④作った土台をセロテープで固定する
⑤2つ折りにして、角と角がつながる大きさの段ボールを使いつなぎを2つ作る
⑥どの高さで浮かせたいかをイメージして、動画を参考に糸をつけていく
⑦最後にティッシュを入れなおし、①で開いた側面を閉めて浮いている不思議なティッシュ箱の完成
浮いているティッシュ箱を実際に使えるという点も面白いですね。
人とかぶらない自由研究。6年生理科で紹介
ここからは人とかぶらない自由研究、6年生の理科をご紹介します。
・じゃがいもから片栗粉を抽出
身近にある片栗粉、実はじゃがいものでん粉から作られているのです。それを抽出してみる実験です。
~準備するもの~
・じゃがいも2個
・ピーラー又は包丁
・おろし器
・輪ゴム
・ボール
・ふきん
・皿
~実験のやり方~
①じゃがいもの皮をむき、おろし器ですりおろす。
②それを布巾で包み輪ゴムでとめ、水を入れたボールの中でしばらくもむ。
③付近を外し、そこにたまった粉の上に水を入れてかき混ぜる工程を繰り返す
④底の粉をお皿に入れて半日程で片栗粉の出来上がり
火を使わないので、子供でも1人でできるのが良いですね。また、1人で行うことで記憶に残る実験にもなりますね。
まとめ
・人と被らない自由研究のテーマ選びは、興味のあること、教科書からヒントを得てみるなどいくつかのポイントがある
そこから前向きに取り組んでみること
・簡単でもそこから一捻り加えたり、難しいものでは日々記録するものなど、高学年だからできることを取り入れてみる
本当に興味がわくことを1人で行うことで、新しい発見や感想が生まれます。
自分で挑戦できるものを進んで選んで取り組んでみましょう。
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